公式戦ここ3試合勝利なしと不調に陥るバルセロナだが、すべては中盤の二枚看板の退団をきっかけとして、同チームの哲学が揺らぎ始めたことに端を発しているのかもしれない。
2015年にMFチャビ・エルナンデス(現アル・サッド)、そして今夏にMFアンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)が退団と、栄華を誇ったパスサッカーの中心選手が去ったバルセロナ。下部組織からその代わりを務められる選手は現れておらず、チームは誇りとしていたプレースタイルを維持することが難しくなっている。
スペイン『マルカ』でバルセロナを追いかけるハイメ・リンコン記者は、そうした状況に危機感を覚えているようだ。「バルサはシーズンを追うごとにバルサではなくなっている」と、警鐘を鳴らすコラムを公開している。
「バルセロナは国内リーグとコパ・デル・レイで勝ち続けているが、以前のような支配を見せていた頃のチームとは程遠い。数年前のバルサは、試合を最初から最後まで支配していた。相手チームを相手陣地で圧迫して、ボールを追いかけさせていた。だが今は、相手に主導権を譲ることも気にしていない。簡単なパスでボールを失い、速攻も狙っている」
「バルサにとって幸運なことに、リオネル・メッシは引退するまでメッシであり続けるだろう。しかしバルサのプレーが、同じであり続けるわけではない。なぜならチャビ、イニエスタと同じ選手など存在せず、バルサはシーズンを負うごとにバルサではなくなっているのだ」
「バルサの衰退は避けられないように思える。残る道は、レオがいる間に何かを新たに発明することなのかもしれない」
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