スペイン代表MFサウール・ニゲスは、スペインサッカー連盟(RFEF)がロシア・ワールドカップ(W杯)開幕直前にジュレン・ロペテギ監督を解任したことに疑問を呈している。
レアル・マドリーはロシアW杯開幕の3日前に、来季以降ロペテギ監督がチームを指揮することを発表。これを重く見たスペインサッカー連盟(RFEF)はその翌日にロペテギ監督を解任し、スポーツディレクターを務めていたフェルナンド・イエロ氏を後任監督に据えた。
しかし、このRFEFの決定に納得がいかない選手も存在しているようだ。アトレティコ・マドリーMFサウールはスペイン『TVE』とのインタビューで、ロペテギ監督解任が適切な判断ではなかったとの見解を示した。
「驚くべき決断だった。そこにれっきとした理由があり、それが選手たちに関係のないことだとしても、適切なタイミングとは言えなかった。ジュレンは2年にわたってW杯への準備を進めていたわけだし、指揮を執り続けるに値したんだ」
「ロペテギの件は好ましいと思えない。決断は尊重すべきだが、僕たちは彼と一緒にプロジェクトに取り組んでいたんだ。あの決断は、(RFEF会長)のルビアレスのもので、理解しなくてはいけない。でも、スペインの多数の選手たちは、ジュレンのおかげでここにいるんだよ」

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