スペイン代表エンリケ監督、確執報道のアルバについて「いない選手については話さない」

スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、先日発表されたメンバー23人について語っている。

エンリケ監督新体制のもと、先月行われたUEFAネーションズリーグではロシア・ワールドカップ準優勝のクロアチアを6-0と粉砕するなど最高のスタートを切ったスペイン。10月のウェールズ、イングランドとの2連戦へ向け、メンバー23名を発表した。

セルヒオ・ラモスなどが順当に選ばれた中、指揮官との確執が報じられるバルセロナDFジョルディ・アルバはまたも選外に。これについて問われたエンリケ監督は、「ここにいない選手については話さない。タブーではないが、話さない」と返答を拒否している。

また、指揮官の古巣でもあるバルセロナからは、セルヒオ・ブスケツ1人のみの選出に。質問を受けたエンリケ監督は、「これに関心があるのはプレスだけだ」としつつ、「人々はスペインが勝つことを望んでいる。23人は私のチームであり、クラブではない」とコメントした。

今回の選考では、アトレティコ・マドリーFWジエゴ・コスタらが負傷で招集できず。しかし、48歳の指揮官は多くの選手を起用できるチャンスであると語っている。

「私にとっては初めてのことだが、違う選手を見るチャンスだ。これは競争を生み、誰もが簡単ではない。負傷は良くないが、ポジティブな面もある。決して個人的なものではない。すべての可能性にオープンだ」

スペイン代表は12日にウェールズと親善試合を行い、16日のUEFAネーションズリーグ・リーグA第2節でイングランドと対戦する。