スペインサッカー連盟(RFEF)は9日、スペイン代表の新監督としてルイス・エンリケ監督を招へいしたことを発表した。ルイス・ルビアレス会長は、L・エンリケ監督がスペイン代表監督を指揮する大きな熱意があったことを強調している。
8日に会見を開いて、L・エンリケ監督の招へいを発表したルビアレス会長は、同指揮官がRFEFが提示したものより好条件のオファーを受けながらも、スペイン代表を率いることを選択したと語った。
「会議では、満場一致でL・エンリケの招へいが承認された。私が何よりも好ましいと思ったのは、彼の気概だ。エンリケは金銭的に私たちのものを上回るオファーを受け取っていたが、代表監督になることを何よりも望んでいた」
レアル・マドリー監督就任が内定したことを受けて、ロシア・ワールドカップ開幕2日前にジュレン・ロペテギ監督を解任したルビアレス会長。レアル・マドリーはロペテギ監督とRFEFの契約解除金200万ユーロを支払えば問題ないと内定を発表したとされるが、ルビアレス会長は同じことを繰り返さないためにも、今回は契約解除金を設定しないようだ。
「エンリケと私たちとの間に契約解除金の設定は存在しない。辞めたくなった代表監督や、内定したクラブは私たちと話をしなければならない。もちろん、賠償はしてもらう」

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