イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督は、スペイン代表に敗れはしたものの個々のパフォーマンスを称賛した。
8日に行われたUEFAネーションズリーグでイングランド代表はスペイン代表と対戦。11分にマーカス・ラッシュフォードが先制点を奪うも、直後に同点弾を許すと、32分に逆転される。その後もポゼッションを高めるスペイン代表の前にゴールを奪えず、イングランド代表は1-2で敗れた。
試合後、サウスゲート監督は「試合の大部分でスペインのほうが良いチームだったし、彼らのプレーは素晴らしかった。しかし、我々は今、トライしていることの最初の段階に過ぎない」とスペイン代表を称賛するも、自分たちは変革期の初期段階であると強調した。
「彼らは本当に上手くプレスをかけ、そのプレスをかわすための策を考える時間が少ししかなかった。2回ほど上手くいったことがあったが、それでも距離感をつかめない状態だった」
「今、我々は岐路に立たされている。昔のスタイルに戻ってトップチームを目指せないまま終わるか、時々苦しむことを承知でこのチャレンジを続けるかだ。我々には何人かこのスタイルで上手くプレーできる選手たちがいる。その一方で、他の選手はまだまだ改善が必要だが、今後上手くプレーできるようになると信じている」
「スペインにはあのやり方に最適な中盤の選手がいるが、我々には別のタイプの選手たちがいる。だからあのようにはプレーできない。しかし、時間はかかるだろうが、まだ長い過程の一部にすぎない。現状で、我々はこのプランを遂行し、改善することを目指すべきだと私は考えている」
また、ワールドカップに出場できなかったルーク・ショーやジョー・ゴメス、またこの試合でゴールを挙げたラッシュフォードにサウスゲート監督は賛辞を送った。
「ルークはゴールにつながる最高のボールを送った。マーカスも本当に大きなインパクトを残した。それに、ゴメスのディフェンスは素晴らしかった。個々のパフォーマンスはとてもポジティブだったから、私は彼らを褒めなければならない」
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