スコールズとは対照的に…ギグスがモウリーニョ続投を支持「仕事を続けるべき」

マンチェスター・Uレジェンドの中でも指揮官に関する意見が分かれている。

マンチェスター・ユナイテッドで長年プレーしたウェールズ代表のライアン・ギグス監督は、ジョゼ・モウリーニョ監督が古巣での指揮を続投することを求めた。

今シーズン、開幕直後から不振に陥るマンチェスター・Uは、2日に行われたチャンピオンズリーグのバレンシア戦もドローに終わり、現在公式戦4戦勝利なし。この試合をオールド・トラッフォードで観戦したギグス監督は、4日のウェールズ代表メンバー発表の会見で古巣のモウリーニョ監督について言及した。

「（モウリーニョは退任すべきかの問いに）ノー。彼らは今、タフな時間を過ごしている。ただ、問題はこの先のプランだ。だから今はしっかりと吟味する時だ。難しい時間だとは思うが、私の考えは変わらない。彼はこのまま仕事を続けるべきだと信じている」

しかし、ギグス監督のようにモウリーニョ監督の続投を支持する声は少数派。中でも「彼（モウリーニョ）が生き残ったことに少し驚いている」とコメントしたクラブOBのポール・スコールズ氏などは同指揮官の退任は不可避との意見を示している。

マンチェスター・Uの次戦は、6日のニューカッスル・ユナイテッド戦。この結果次第ではモウリーニョ監督の立場は絶望的となることも考えられているが、5試合ぶりの勝利を手にできるのだろうか。