国際親善試合が9日に各地で行われ、スウェーデン代表とペルー代表が対戦した。
ともにロシア・ワールドカップ前最後のテストマッチとなるため、フルメンバーで臨んだ。スウェーデンはエースのマルクス・ベルグ、エミル・フォルシュベリ、セバスティアン・ラーションが先発。ペルーも暫定措置により本大会出場が可能となったホセ・パオロ・ゲレーロがスタメンに。なお、ゲレーロは復帰戦となった3日のサウジアラビア戦で2ゴールを挙げている。
試合はスウェーデンがボールを持つ時間が長くなる。しかし、引いて守るペルーを相手に好機を作れず。逆にペルーがカウンターから、ジェフェルソン・ファルファンがGKと一対一になるが、好守で防がれ、先制点は生まれず。
スウェーデンもクロスからビクトル・クラーソンがアクロバティックなボレーでゴールを脅かすも、ペルーGKペドロ・ガジェセのスーパーセーブでスコアは動かず。
後半に入っても展開は変わらず。スウェーデンがボールを持ちながら、ペルーがカウンターでのチャンスをうかがう。しかし、ファウルで止まるプレーが多くなり、両チームともにゴールへ迫る回数が減ってしまう。
結局最後までネットが揺らされることはなくスコアレスで試合は終了。それぞれスウェーデンは韓国と、ペルーはデンマークと初戦で戦うことになるが、手応えをつかみづらい試合となってしまった。
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