明治安田生命J1リーグ第6節が7日に行われ、ジュビロ磐田はエコパスタジアムで清水エスパルスと対戦。静岡ダービーはスコアレスドローに終わった。磐田MF中村俊輔は「やっぱりホームだっただけに勝ちたかった」と悔しさをにじませる。
その中村は試合後、自身のCKについて、詳細な解説を行った。
42分の右CK。中村の左足から放たれたボールは、大きく曲がりゴールへ向かっていった。相手GKのパンチングによりゴールにはならなかったが、印象的なシーンだった。
「直接狙ったのか?」と記者から聞かれた中村は「1試合平均で、CKって4、5本あるんで、本当にピンポイントで狙っていく時と、ちょっと守備を動かしたい時」があると、CKの意図について述べると、5分の左CKについて説明を開始する。
5分の左CK。中村は中央へクロスを供給するが、誰も合わせられず、ボールは逆サイドへ抜けた。何でもない“よくあるシーン”に思えるが、中村にとっては違ったようだ。
「ちょっと上過ぎたんですけど、GKの手前にやっとくと、(次から)ほんの1歩2歩でもストーンの選手が後ろ気味になったり、引き気味になったりする」と、その意図を説明。つまり、5分のCKによって相手守備陣のポジショニングや意識に変化が加わったことで、42分のCKで直接ゴールを狙える状況になっていた、ということだ。
さらに中村は「そういう小さいことの積み重ね。この試合だけじゃなくて、この後の次の試合にもスカウティングのビデオとかも撮ってます。いろいろな要素も含めて」と続ける。ボールをセットしてから中村が見るのは、ピッチの外からは想像もできない景色なのだろう。
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