28日のリーガ・エスパニョーラ第35節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレガネス戦を2−1で制した。試合後、会見に出席したジネディーヌ・ジダン監督は、普段控えの選手たちが見せたパフォーマンスに満足感を表している。
ミッドウィークにバイエルン・ミュンヘン戦を控えるレアル・マドリー。その一戦を見据えるジダン監督は、このレガネス戦でDFセルヒオ・ラモス、DFラファエル・ヴァラン、FWクリスティアーノ・ロナウドらをベンチ外とし、出場機会の少ない選手たちに出番を与えた。
ジダン監督は、そうした選手たちの振る舞いが「模範的であった」との見解を示している。
「選手たちがピッチで見せた姿勢に大きな満足感を得ている。今日、私たちは前試合から10選手を変更した。出場機会を得ていない選手たちを起用したが、模範的な姿勢だったよ」
「前半は非常に素晴らしく、後半はちょっと悪かった。しかし、予想していたことではあったよ」
勝利を収めたレアル・マドリーだが、首位バルセロナは優勝まであと勝ち点1と、逆転の可能性はほぼ皆無と言える状況だ。
「リーガで行ってきたことに満足はできない。シーズンの序盤に多くの勝ち点を失ってしまった。その後に調子を取り戻しはしたが……、シーズンの中でそういった時期があることも受け入れなくてはならない。とにかく、火曜には今季最大の試合に臨むことになる」
ジダン監督は、チャンピオンズリーグ決勝進出がかかったバイエルン戦に向け、並々ならぬ意気込みを見せる。
「今季最大の試合だし、ファンだってそのことを理解している。ファンが開始1分から90分まで、私たちとともにあることを願っているよ。チームは偉大な試合を演じなくてはならない。集中、決意、専心、デュエル……、フットボールにおけるすべての言葉を口にすべき試合なんだ」
「ファンに対しては、決勝に到達するため、これまで以上に私たちにともにあることを頼みたい」
また、バイエルンとのファーストレグでも起用を控えるなど、チーム内で序列を落としているとも指摘されるMFガレス・ベイルについても言及した。
「彼が地位を落としたとは思っていない。ほかより重要な選手がいるものなのかもしれないが、私にとっては全員が重要なんだよ。全員が自分はレギュラーだと考える権利を持っている。私は起用及び、交代すべきだと思う選手を選ぶだけだ」
「私にとって、彼はとても重要な選手だ。チームに貢献できる存在だと思っている」
ジダン監督はこの試合でもノーゴールに終わるなど、絶不調のFWカリム・ベンゼマのことを心配しているかとも問われた。すると、口を大きく横に開き、あからさまな笑顔をつくって「じゃあ君(質問)に笑顔をあげよう」と言い、会見場に笑いをもたらした。そして、こう続けている。
「彼のことはいつもと変わらないと思っている。もう少し笑みを見せてもいいかもしれないが、選手だった頃の私も常に笑顔だったわけではない。何も心配はしていないよ」
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