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ジダン、デシャン、テュラム…1998年大会優勝のフランス代表を振り返る

19:35 JST 2018/07/15
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2度目のワールドカップ優勝を狙うフランス。前回優勝した1998年大会はどのようなチームだったのだろうか。

ロシア・ワールドカップ決勝のフランス対クロアチアが15日に開催される。フランスにとっては、母国開催で優勝した1998年大会以来となる2度目のW杯優勝がかかる。ここでは、1998年大会の“レ・ブルー”を振り返る。

■ジダン2発で戴冠

1994年のアメリカW杯で本大会行きを逃したフランスは、エメ・ジャケ監督の下でジネディーヌ・ジダンを中心としたチームを構築し、期する思いで母国開催の本大会に臨んだ。グループリーグでは、南アフリカ、サウジアラビア、デンマークという比較的与しやすい組に入り、9得点1失点と安定した戦いぶりを披露。3戦全勝で順調に決勝トーナメントに進出した。

しかし、ノックアウトステージでは苦戦が続いた。決勝トーナメント1回戦ではパラグアイを相手に0-0で延長戦となり、当時採用されていたゴールデンゴールをDFローラン・ブランが決めて勝ち抜け。準々決勝では、イタリアと0-0のままPK戦に突入。PKスコア4-3で4強入りを決めた。

そして、準決勝では今回の決勝で対戦するクロアチアと激突。FWダヴォール・シュケルに先制点を許したが、右サイドバックのDFリリアン・テュラムが2得点を挙げる活躍を見せて逆転勝利。しかし、守備の要であるブランが終盤に一発退場となったことにより決勝戦で出場停止に。それでも、決勝のブラジル戦ではCKからジダンのヘディング2発、そしてMFエマニュエル・プティのダメ押し弾で3-0と快勝。初の栄冠に輝いた。

■攻撃はジダン中心も堅守が売り

当時の基本布陣はジダンをトップ下に置く4-3-1-2だった。FWティエリ・アンリとFWダビド・トレゼゲという期待の若手がいたが、当時20歳の2人はまだストライカーとして絶対的な存在ではなく、攻撃はジダンのイマジネーションとFWユーリ・ジョルカエフの多彩な仕掛けに頼るところが大きかった。

一方で、チームのストロングポイントは、大会わずか2失点の守備にあった。抜群のシュートストップ能力を誇るGKファビアン・バルテズがゴールマウスを守り、最終ラインでは、マルセル・デサイーとブランという経験豊富なセンターバックコンビが君臨。惜しみないアップダウンに加えて攻撃性能が高いテュラム、ビセンテ・リザラズがサイドバックに入った。

そして、チームのオーガナイザーを務めたのが、ロシアW杯でフランスの指揮を執るディディエ・デシャンだった。アンカーポジションのデシャンの両脇には、プティとクリスティアン・カランブー、パトリック・ヴィエラらタフな選手がチームを支えた。

◆1998年のフランス基本メンバー
GK:バルテズ
DF:テュラム、ブラン、デサイー、リザラズ
MF:デシャン、カランブー(ヴィエラ)、プティ、ジダン
FW:ジョルカエフ(デュガリー)、ギバルシュ(トレゼゲ、アンリ)
監督:エメ・ジャケ

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