Diego Simeone Zinedine Zidane Real Madrid Atletico LaLigaGetty Images

ジダン、シメオネからCL優勝候補と言われて…「好ましくないし、何も聞きたくない」

8日のリーガ・エスパニョーラ第31節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアトレティコ・マドリー戦を1−1のドローで終えた。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、自チームが引き分け以上の結果に値したとの見解を述べている。

試合後会見に出席したフランス人指揮官は、いつも通りに笑みをたたえながら、次のようにコメントした。

「試合の内容に満足している。今日、私たちはさらなる結果に値した。嘆かわしいことではある。チームは多くの決定機を手にしていたのだから。まあ、これはフットボールであり、最後には負ける可能性だってあった。しかし、本当に多くの決定機を手にしていたんだよ。ボールが枠に入らなかったね」

「先制後の10分間は難しく、同点ゴールを決められてしまった。ただ、満足はしているよ。私たちのプレーにはしっかりとした意図があり、プレッシングも仕掛けていた。勝ち点3を獲得できなかったことは悲しいがね」

また先制点を決めたFWクリスティアーノ・ロナウドを、後半途中にピッチから下げた理由も説明した。

「多くの試合が控えているという理由だけだ。休むことも必要なんだよ」

リーガのアウェー戦で招集外とするなど、C・ロナウドには多くの休みを与えているが、どのように同選手を説得したのだろうか。

「つまり、彼は賢いんだよ。出場すべきとき、逆にそうする必要がないときがある。今、私たちは彼を必要としている。それに、彼はどんどん調子を上げているし、それは傍目からも理解できるはずだ」

「チームがクリスティアーノに依存している? そうは考えていない。もちろん、クリスティアーノはクリスティアーノだ。彼はキャリアを通じて、年間50~60ゴールを決める選手で在り続けている。確かに、同じようなことができる選手はいない」

「しかし、ほかの選手たちもゴールを決めることができるし、ここ最近にそれは証明されたはずだ。私たちはポジティブに考えなくてはならない。クリスティアーノが私たちと一緒にいることは、とても素晴らしいことではあるがね」

ジダン監督はその一方で、同胞であるアトレティコFWアントワーヌ・グリエズマンについて触れている。

「彼には満足している。ただ、私のチームを相手にゴールを決めたのだから、大きな満足感を得ているわけではない。私は彼の監督ではないんだよ。アントワーヌは多くのゴールを記録しているし、それは彼のチームとフランス代表にとっては良いことだ。しかし、私のために決めているわけではない」

ジダン監督の前に会見に出席したアトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、レアル・マドリーがチャンピオンズリーグの優勝候補であると話していたが、フランス人指揮官はそうした意見を聞くことを嫌った。

「好ましくないし、何も聞きたくない。私たちは水曜のセカンドレグのことだけを考えなくてはならない。チームが意識すべきは、ユーヴェ戦のことだけだ。ほかの人間のコメントは……何にもならないことなんだよ。私たちはほかのことを考えず、自分たちのことだけを考えるべきだ」

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