元リヴァプールのスティーブン・ジェラード氏の招聘にレンジャーズが動いていることが分かった。
現在、リヴァプールのU-18チームを指揮するジェラード氏は、レンジャーズの新指揮官候補の一人として名前が挙がる。さらに、『ガーディアン』や『BBC』によると、同氏とクラブ幹部はすでに会談の場を持ったようで、指揮官就任に向けて活発な動きを見せているようだ。
レンジャーズは昨年10月にペドロ・カイシーニャを解任し、グレアム・マーティ氏が暫定的にチームを指揮。しかし、国内カップ戦準決勝で最大のライバル、セルティックに0-4で大敗を喫するなど、クラブは同氏に長期的な指揮権を託すつもりはないようで、新指揮官探しに躍起になっている。
一方、レンジャーズのアイブロックス・スタジアムを素晴らしい場所と話していたジェラード氏は、先日『JOE.co.uk』で「旅人のように感じている。同じ場所に長い時間いようとは思っていないし、成長して自分自身をテストし続けたいと思っている。いつかはわからないが、トップチームを率いたい」と明かしていた。
2016年に現役から退いたばかりのジェラード氏は、いまだファーストチームを指揮した経験はないが、スコットランドの名門で監督としてのキャリアをスタートさせるのだろうか。
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