28日に行われるロシア・ワールドカップのグループH第3節で、ポーランド代表は日本代表と激突する。前日会見に参加したポーランド代表MF“クバ”こと、ヤクブ・ブラシュチコウスキが、かつてドルトムントでともにプレーした香川真司について、言及している。
記者から「香川とのマッチアップは楽しみか？」と聞かれたブラシュチコウスキは「ああ。もちろん楽しみさ」と答えた上で、次のように続けた。
「シンジが素晴らしいプレーヤーであることは言うまでもないだろう。彼のすごいところはピッチ上でどうポジションを取ればいいか的確なところだ。その働きはインテリジェンスがあって本当に素晴らしかった。彼と同じチームでプレーした時間は、僕にとって素晴らしい経験さ」
その一方でブラシュチコウスキは「シンジだけじゃない。日本はチーム全体がハイレベルなサッカーをしている」と言及。コロンビアに勝利を収め、2戦目ではセネガルに引き分けた日本に警戒心を示した。
1985年生まれ、現在32歳のブラシュチコウスキは母国の名門ヴィスラ・クラクフから2007年にドルトムントへ加入。その後2010年に香川が加わり、2人はユルゲン・クロップ体制でのブンデスリーガ2連覇に貢献した。香川はその後マンチェスター・ユナイテッドに移籍したものの、2年後の2014年に古巣復帰してから、ブラシュチコウスキとともにさらに1シーズンプレーした。
ブラシュチコウスキは2015年にフィオレンティーナに期限付き移籍した後、2016年からヴォルフスブルクでプレーしている。
また、ポーランド代表にはドルトムントの同僚DFルカシュ・ピシュチェクや、元同僚FWロベルト・レヴァンドフスキ（現バイエルン）もいるため、香川にとっては自身をよく知る盟友たちから、厳しく警戒されることになりそうだ。
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