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シュメルツァーが語る最も記憶に残るダービー…香川の活躍でサポーターと一丸になった瞬間

ボルシア・ドルトムントは8日に行われるブンデスリーガ第14節でシャルケと激突。敵地での“ルールダービー”に向けてコメントを求められたドルトムントDFマルセル・シュメルツァーは、最も記憶に残る過去のダービー戦を明かした。

30歳のシュメルツァーは2005年にドルトムント下部組織に加わり、2008年夏にはトップチームに昇格。現メンバーのなかで同クラブで最も長い在籍歴を誇り、“ルールダービー”も14回経験している。『ルールナハリヒテン』など複数メディアの取材に対し、現在負傷明けで練習に復帰を果たしたばかりで「ダービーにはおそらく間に合わない」と認める左SBだが、チーム内での話題はシャルケ戦でもちきりだという。

「みんな自ら僕にダービーの位置付けについて聞いてきたりしている。みんな興味を示しているし、それだけでも普通の試合ではないことが分かるだろう。ダービーでは順位表やそれぞれの調子なんて関係なくなるんだ。すべてがその90分間で、それぞれがいかに勝ちたい意志を持つかによって決まる」

シュメルツァーにとっては特別なダービーとして最も記憶に残っているのは2010年9月19日に行われた2010-11シーズンの第4節での対戦のようだ。ドルトムント加入後4試合目で初の宿敵との試合に臨んだMF香川真司が当時シャルケGKのマヌエル・ノイアーから2ゴールを奪った一戦についてこのように語っている。

「最初に思い出すのは、当時アウェーで(3-1の)勝利を収めて、僕たちがドルトムントに戻るのを待っていたファンたちにシンジが肩に乗せられたときのことだね。ずっと記憶に残るだろう。ものすごくスペシャルだったし、当時あの場にいた選手たちはきっとみんなそう思っている」

またシュメルツァーは「あの試合でファンたちと一丸になったんだ。それは今年も僕たちの強みの一つ。ホームでプレーする際、このリーグでは唯一無二とも言えるサポートを受けているからね」とダービーでの勝利の影響力について指摘。当時のシャルケ戦での香川の活躍は、2010-11シーズン手にしたリーグタイトルに結び付いた一つの要素と考えているようだ。

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