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シャビが語るスペイン早期敗退の要因…レアルのロペテギ就任発表は「理解できない」

元スペイン代表のシャビ・エルナンデスが、同代表がロシア・ワールドカップにおいて、ベスト16で敗退した理由として「大会直前に監督交代をしたこと」を挙げた。スペイン『アス』が伝えている。

スペインサッカー連盟(RFEF)は、大会準備期間にロペテギ氏がレアル・マドリーと契約したことを発表したことに激怒。開幕前日にロペテギ氏を電撃解任し、側近であったフェルナンド・イエロを指揮官に据えた。

グループリーグは苦戦しながらも1位で突破したが、ベスト16で開催国のロシアにPK負け。あまりにも早すぎる敗退となってしまった。

以下に続く

2010年の南アフリカW杯優勝メンバーであるシャビは、“ラ・ロハ”(スペイン代表の愛称)がロシアで不振となった一番の要因に「ジュレン・ロペテギを更迭した決定が影響を与えた」と口にした。

さらにシャビは「ロペテギは選手たちのリーダーであり、アイデアを提供していた。ところが、W杯開幕前日に監督が変わった。スペインはロシアに残るために全体の解決策を見つけられなかった」と敗因について持論を展開した。

一方でシャビは、RFEFのルイス・ルビアレス会長が、ロペテギ解任の決定を「後悔しない」と発言した話題になると「(解任は)避けられない選択だった」と擁護。「レアルだろうが、他のどこだろうが、大会前に発表すべきだろうか?待つことはなかったのだろうか?理解できないね。協会の決定が正しかったと思う」と続けた。

失意に包まれたスペインだが、イエロ監督の辞任を受けて早くも新監督招へいが決まりそうだ。スペイン『マルカ』によると、RFEFは9日の会議でルイス・エンリケ氏を新監督として承認させる予定で、ルビアレス会長も太鼓判を押しているという。

ドタバタ劇をどう収束するのか、RFEFと新監督の今後に注目だ。

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