2002年日韓ワールドカップにブラジル代表として出場し、優勝経験を持つロッキ・ジュニオール氏は、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニを師と仰いでいる。18日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューの中で明かしている。
ロッキ・ジュニオール氏は現役時代、ミランやレヴァークーゼンなどで活躍。2002年の日韓W杯では、“フェノーメノ(怪物)”ことロナウドやロナウジーニョ、リバウドらを擁するブラジル代表の一員として世界の頂点に立った。引退後は、母国ブラジルのイトゥアーノなどで指揮を執ったこともあったが、現在はフェロヴィアリアでSD(スポーツディレクター)を務めている。
そんなロッキ・ジュニオール氏が、イタリア時代に最も影響受けた監督として、現在UAE(アラブ首長国連邦)で指揮を執る元ミラン監督のザッケローニを挙げた。
「イタリアに行ったとき、ミランではザッケローニが私にとって偉大な恩師だった。ブラジルでは、守備面についてあまり習っておらず、この点に関して彼が非常に多くのことを教えてくれた。それにチームワークやチームプレーについても学んだ。相手だけを見るのではなく、ボールを見たり、ピッチのスペースを消したりしなければならないことなどね」
続いて元ブラジル代表DFは、チームメートとして出会った最強センターバックを挙げた。
「素晴らしい選手はたくさんいたよ。(パオロ)マルディーニや(アレッサンドロ)ネスタ。それに(アレッサンドロ)lコスタクルタは身長が高くもないし、あまりスピードもなかったが、戦術眼に優れていて頭の良い選手だった。だが忘れている選手がいるかもしれない。あとダリオ・シミッチ、(ホセ)チャモ、(ロベルト)アジャラもいたね」
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