リヴァプールのウィンガー、モハメド・サラーが2018年の『Goal 50』で初のトップ3入りを果たした。
昨シーズン、アンフィールドでのデビューシーズンを送ったサラーは、プレミアリーグで36試合に出場し、38試合制になって以降最多となる32ゴールをマークする華々しい1年を送った。2017年夏にローマからリヴァプールに加わったエジプト代表FWは、即座にロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネと強力な攻撃トリオを結成し、国内リーグのみならず、チャンピオンズリーグでも13試合で10ゴールを奪ってチームのファイナル進出に貢献した。
キエフで行われたチャンピオンズリーグ決勝戦で、ユルゲン・クロップ監督率いるチームはレアル・マドリーに1-3で屈し、優勝を逃した。しかし、リヴァプールの得点源であるサラーは試合開始からわずか30分で肩のケガにより交代を余儀なくされる。両チームともに無得点の場面での交代であったために、エースの負傷退場が試合結果を大きく左右したという意見が根強い。
Goal失望に終わった決勝戦での思いをすぐに払拭したサラーは、直後に控えるロシアでのワールドカップに向け、肩の故障からの早期復帰を目指してリハビリに励む。負傷の影響を受けながらも26歳の同選手はロシアの地で2ゴールをマークしたが、母国を決勝トーナメントへと導くことはできなかった。
フラストレーションの残る形で2017-18シーズンの終わりを迎えたサラーだが、初めて『Goal 50』の表彰台に立つには十分なほどの活躍を残したことに間違いはないだろう。
一方で、センセーショナルな12カ月を送ったサラーを上回ったのは誰だろうか？2017年の同賞受賞者であるクリスティアーノ・ロナウドか、それともリオネル・メッシがナンバー・ワンに返り咲くのか。またはルカ・モドリッチやキリアン・ムバッペ、アントワーヌ・グリーズマンといった新王者が誕生するのか。
注目の2018年『Goal 50』の結果は11月13日に発表される。
『Goal 50』は、年に1度、過去12カ月の活躍に基づいて世界から50人のベストプレーヤーを選出し、ランキングするアワードである。世界42カ国にあるGoalの編集長や記者たちが、ビッグマッチにおけるプレーぶり、前年と比べたパフォーマンスレベルの一貫性、記憶に残る活躍だったかどうか、所属クラブと各国代表での実績を判断し、投票する。
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