インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)が25日に行われ、マンチェスター・シティとリヴァプールが対戦。リヴァプールが2-1で勝利を挙げた。
昨シーズン、プレミアリーグとチャンピオンズリーグでしのぎを削った両者の対戦。昨季は1勝3敗と、グアルディオラ監督にとっては負け越したクロップ監督との再戦となった。
シティは3バックを採用し、先発メンバーの大半が20歳前半~10代と、若手主体で臨んだ。対するリヴァプールでは、新加入のケイタが負傷でベンチ外に。ゴールマウスには、カリウスが入った。
前半は両チームともに高いインテンシティを見せてチャンスを作るが、ゴールは生まれずに折り返す。
リヴァプールは、後半開始からマネらを投入。対するシティもサネを送り出すなど、両指揮官は主力級の選手をピッチに立たせる。投入されたマネ、そしてサネがビッグチャンスを得るも、決めきれない。リヴァプールは55分にソランケがネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは無効となる。
すると56分、シティが先制点を奪った。高いラインの裏を取ったサネが武器であるスピードを活かしてDFを振り切り、ドリブルでエリア内に侵入すると、冷静にGKとの一対一を制した。
劣勢となったリヴァプールは、61分にサラーを投入。スタンドのファンは拍手でエジプト代表FWを迎えた。
すると、サラーがファーストタッチで違いを見せつける。62分、右サイドからカマーチョがクロスを送ると、背番号11は頭で押し込んだ。昨季のプレミアリーグ得点王が、わずか1分で結果を残す。
そのサラーは、65分過ぎにから何度もゴールに迫る。昨季のプレミアリーグ最優秀選手は、シティの若手守備陣に対し格の違いを見せつける。しかし、決勝弾をなかなか奪うことができない。
それでも後半アディショナルタイム、リヴァプールはソランケがエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーのマネは落ち着いてネットを揺らした。
これが決勝点となり、リヴァプールが2-1で勝利を挙げた。
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