レアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスの処分を求める請願書に、20万人以上の署名が集まったようだ。
26日に行われたチャンピオンズリーグ決勝で、リヴァプール相手に3-1と勝利し史上初の3連覇を成し遂げたレアル。先発したラモスは、前半にモハメド・サラーと交錯。相手エースはこの接触プレーで負傷退場となった。
しかし、ユルゲン・クロップ監督曰く「レスリングのような」ラモスのチャレンジには批判が殺到。『Change.org』というオンライン上で署名を集める団体は、欧州サッカー連盟(UEFA)と国際サッカー連盟(FIFA)に処分を求めるキャンペーンを実施し、その嘆願書には28日朝の段階で23万人以上もの署名が集まっている。
このキャンペーンの発案者とされるモハメド・サラー・アブデル=ハキーム氏は「セルヒオ・ラモスは意図してモハメド・サラーの腕を抱え、それが肩の負傷の原因となった。この試合の残りだけでなく、FIFAワールドカップを欠場する可能性が高い」とラモスのプレーを糾弾。
続けて「加えて、リヴァプールの選手の反則に対しては過剰な反応を見せた。セルヒオ・ラモスは将来のフットボール選手への悪しき見本であり、フェアプレーの精神に逆らった。UEFAとFIFAはラモスに対して処分を科すべきだ」と処分を求めている。
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