26日のチャンピオンズリーグ決勝レアル・マドリー戦(1−3)の前半に負傷交代を強いられたリヴァプールFWモハメド・サラーが、エジプト代表としてロシア・ワールドカップ(W杯)に参加することはやはり困難なのかもしれない。
サラーはこのレアル・マドリー戦前半にレアルDFセルヒオ・ラモスと接触し、肩を負傷。エジプトサッカー協会は同選手が骨折ではなく、靭帯の負傷であるとして、来月15日行われるW杯初戦に間に合う見込みであることを発表した。
だが違う見解を示すのが、サウジアラビアのスポーツ庁ツルキ・ビン・アブドルモーセン・アル・アルシェィク長官だ。エジプトのクラブ、アル・アハリの名誉会長を務めた経験もあるなど、同国と関係が深いアルシェイク長官はSNSを通じ、サラーについて次のように語った。
「嘆かわしいことに、我々アラブの偉大なスターであるモハメド・サラーは、負傷により2カ月の離脱を強いられることが確認されたつまりは、W杯を失うということだ」
「思うに、リヴァプールはサラーのコルチゾン注射を認めないだろう。長期的にみれば選手にとって危険なことだし、2カ月をかけてしっかり治すように重圧をかけるはずだ。それはつまり、モハメド・サラーをW杯で見られないことを意味する」
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