■チャンピオンズリーグ準々決勝
マンチェスター・C 1-2 リヴァプール(2試合合計スコア 1-5)
マンチェスター・C:ジェズス(2分)
リヴァプール:サラー(57分)、フィルミーノ(77分)
チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグが10日に行われ、マンチェスター・シティとリヴァプールが対戦した。
「アンフィールド」で行われたファーストレグでは、3-0でリヴァプールが快勝。マンチェスター・Cは逆転突破へ向け3点以上が必要と、追い込まれた状況でホームでの一戦に臨んだ。
試合はいきなり動く。2分、中盤でボールをカットすると、フェルナンジーニョが前線へ素早くスルーパス。フリーのスターリングが折り返すと、ジェズスが冷静に押し込んだ。マンチェスター・Cがいきなり先制し、逆転突破の可能性を引き寄せる。
ホームのサポーターが熱狂に揺れる中、その後はマンチェスター・Cが主導権を握る。対するリヴァプールも、自陣に引きこもるのではなく積極的に前線からプレスをハメに行く。
13分には、オタメンディにアフター気味にプレッシャーをかけたマネに対し、エデルソンが激怒。小競り合いでは、両選手にイエローカードが提示された。15分に左サイドの深い位置でマンチェスター・Cが獲得したFKは、マイナスに折り返しサネが合わせたものの枠をそれていった。
その後もマンチェスター・Cが押し込む場面が続き、相手陣内でパスを回す時間が増えていく。スターリングがエリア内で倒れる場面が2度あったが、笛はならなかった。
40分には、B・シウヴァがミドルシュートを放つと、これはポストに。その流れから、デ・ブライネがエリア内に浮き球を送り、GKカリウスが飛び出し弾いたこぼれ球を拾い最後はサネが押し込んだが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。
前半は圧倒的なマンチェスター・Cペースで終了。リヴァプールはシュート1本にとどまったが、なんとか1失点で折り返す。
ハーフタイム中に審判への抗議でグアルディオラ監督が退席処分となる中、アグレッシブに後半も臨んだマンチェスター・Cだったが、57分に痛恨の失点。サラーとのパス交換から、マネがDFの股を抜いてエリア内に侵入する。GKエデルソンが飛び出してボールに触ったが、こぼれ球をサラーが拾い、相手を見極めて冷静にループシュート。大きすぎる1点をリヴァプールが奪った。
この失点により、4ゴールが必要になったマンチェスター・C。本拠地「シティ・オブ・マンチェスター(エティハド・スタジアム)」は静まり返った。
攻めなければならないシティは、66分にシルバに代えてアグエロを投入する。しかし、前半のようにチャンスを作れない。
すると、77分には再び失点。自陣でのオタメンディのビルドアップミスから、拾ったフィルミーノが冷静にネットを揺らした。
シティサポーターは静まり返り、選手たちもあきらめムードが漂い始める。スタジアムにはリヴァプールファンの歌声が響き渡った。
結局スコアはこのまま動かず。プレミアリーグで首位を独走するマンチェスター・Cが、リヴァプール相手に準々決勝敗退。リヴァプールは、2008年以来、10年ぶりのベスト4進出となった。
なお、リヴァプールはマンチェスター・Cに3連勝。今季の対戦4試合で3勝1敗となった。また、クロップ監督にとって対グアルディオラ監督8勝目となっている。
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