インテルのハビエル・サネッティ副会長がミラノ市内で行われたイベントに出席し、自身が考える最強選手を明かした。インテル情報サイト『Passioneinter.com』が7日、伝えている。
インテルのレジェンドは、最強選手について問われると、元ブラジル代表の“フェノーメノ(怪物)”ことロナウド氏およびアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを挙げた。
「ロナウドとメッシだろう。2人とも“フェノーメノ”だよ。ブラジル人選手はメッシと同様に、1人で勝利をもたらすことができた。どんなときでも、何もないところからチャンスを作り出せた」
一方、自身のキャリアにおいて対戦した中での最強選手については、元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏らの名前を挙げた。
「私が対戦した中で、最も強かったのは、ライアン・ギグスやパオロ・マルディーニだろう。カカもマークするのが難しかった」
■練習で最強の選手や放出を後悔した選手も
またピッチより練習で強かった選手についても明かしている。2008年、当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョの希望によりインテルに加入したが、目立った活躍ができなかったMFリカルド・クアレスマを挙げた。
「クアレスマは練習では破壊的だった。だが試合では同じような働きができなかった。(フィリペ)コウチーニョ? 彼は素晴らしい選手だ。彼を売却したことはインテルの誤りだったと、今は誰もが指摘している。あのときは違った。他にもカンピオーネがいて、彼の出番はほとんどなかった。彼はまだ若く、自分のポジションを獲得できないでいた。でも彼は偉大な選手だし、今はそれを証明している」
最後にインテルが放出を後悔した選手について話題が及ぶと、サネッティ氏は1997年~1999年にかけて在籍していた現・アトレティコ・マドリーの指揮官、ディエゴ・シメオネの名前を挙げた。
「シメオネだ。ここにいた期間は短かったが、インテルは彼を引き留める決断をするべきだった。彼は闘争心の強い選手だったよ」
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