コロンビア代表戦に勝利した日本代表DFの吉田麻也は「相手が退場して、PKを取れて得点できた」ことが一番の勝因だと話した。
19日に行われたワールドカップのグループH初戦でコロンビアと対戦した日本代表は、開始早々に香川真司がPKを沈めて先制に成功。前半のうちにFKからコロンビア代表に同点弾を許すも、後半にCKから大迫勇也がヘディングで合わせて得点し、2-1で勝利して、幸先よく勝ち点3を手にした。
試合後、インタビューに応じた吉田麻也は試合内容について「前半少し引き気味になりましたけど、後半すごくよくなったんじゃないかと思うし、追加点が取れたってのも大きかったです。同点になってから、もう1回点を取りに行ったっていうのも非常に良かったんじゃないかなと思います」と勝利を喜んだ。
ラダメル・ファルカオやフアン・クアドラード擁する攻撃陣をFKからの1点に抑えたことへの手ごたえも掴めたようだ。
「（ファルカオは）足元に入るところに関しては非常にファウルをもらうのがうまい選手なんで、注意しなければいけなかった。ボックスに良いボールを上げさせなかったっていうのが1つ良かった。ただ結局、ファルカオにファウル奪われて、課題のセットプレーから失点してしまったので、そこはもちろん次に向けて修正しないといけないところ。浮足立たずに、1勝しただけなんで、次に向けて良い準備をしたいなと思います。良いリカバリーと良い対策を練ってやりたいなと思います」
「正直、コロンビアはもっと来るかなと思っていた。まあ退場したっていうのも影響していると思いますけど、そうは言ってももうちょっと危ないシーンを沢山作られるんじゃないかなっていう準備はしてたんですけど、昨日言った通り、いろんなシチュエーションを想定して準備してきたので、僕だけじゃなくて、いろんな他の選手もパニックに陥らなかったっていうのは非常に良かったですね」
次戦はポーランド代表に2-1で勝利したセネガル代表が相手となる。「もっと自信持って、もっと自分たちの良さ、一人ひとりが特徴を出せるような戦い方をしなければ、次は難しくなると思う。もっと（柴崎）岳が前向いてボールを受けるとか、真司が間でボール受けれるように、（原口）元気と乾（貴士）がサイドで1対1をできるような形を作り出せるようにしたいなと思います。後ろは引き続き、硬く、硬く守っていきたいなと思います」
初戦のコロンビア代表戦に勝利した日本代表は、24日にセネガル代表と対戦する。
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