19日のロシア・ワールドカップのグループH第1節、日本対コロンビアは2-1で日本の勝利に終わった。コロンビアのエースストライカーFWラダメル・ファルカオは、チームが数的不利の逆境に立ち向かったことを強調しつつ、敗戦を悔やんでいる。
同グループ突破の本命とされるコロンビアだが、この試合では序盤にDFカルロス・サンチェスがハンドによってPKを献上して退場となり、MF香川真司にこのPKを決められて先制を許した。MFキンテーロのFKで一時同点に追いついて試合を折り返したものの、後半にCKからFW大迫勇也にヘディングシュートを決められて敗戦を喫した。
“エル・ティグレ(虎)”の愛称で知られるファルカオは、前半に後方からの浮き球に強引に合わせるなどして、その愛称通りの迫力を披露。しかしながら後半に日本がボール保持率を高めたこともあり、徐々に存在感を薄めていった。
ファルカオは試合後、この敗戦について次のように振り返った。
「僕たちは全力を尽くした。でも、開始4分で1人少なくなれば、とても難しい試合になる。チームはあらゆることをしたけど、後半の日本は素晴らしい抵抗を見せた。コロンビアには鉤爪(転じて、迫力を意味する)があったが、彼らが勝利をさらっていたんだ。だけど、前を向かなくてはならない」
「ミスを犯してしまったが、まだ2試合が残されている。ポーランド戦では、すべてをかけてプレーしなくてはならない」

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