コシールニーがフランス代表からの引退を発表「W杯優勝がケガよりも精神的なダメージに…」

重傷を負い、ロシアW杯出場を逃したフランス代表DFは、代表での8年間のキャリアに幕を下ろすと話した。

アーセナルのDFローラン・コシールニーがフランス代表からの引退を発表した。

2011年にフランス代表でのデビューを飾って以降、ユーロ2016の決勝進出に貢献するなど活躍を続けてきたコシールニー。しかし、今年5月のヨーロッパリーグ準決勝アトレティコ・マドリー戦でアキレス腱断裂の重傷を負い、フランス代表が優勝したロシア・ワールドカップのメンバーから落選した。

現在もアキレス腱断裂からの復帰を目指してトレーニングに励むコシールニーは14日にフランス『カナル＋』で、フランス代表としてのキャリアにピリオドを打ち、アーセナルでのプレーに専念することを発表するとともに、代表を率いるディディエ・デシャン監督への当てつけともとれる発言を残した。

「僕にできる全てのことをフランスのために捧げてきたと思う。僕は33歳で、2度のユーロと、1度のワールドカップを経験した。今、フランスは最高の選手がいる最高の世代だ。ケガしたことで僕の決断が変わったわけではない。レ・ブルーでのキャリアはおしまいだ」

「調子が良いときには多くの友達がいる。でもケガしたときには…。彼（デシャン）は9月の僕の誕生日に1度だけ電話をくれた。それ以外での連絡はなかった。コーチだけではなく、多くの人たちが僕を失望させた。まるで後頭部を殴られたような気分だった。それに、フランスのワールドカップ制覇は、ケガ以上に僕に精神的なダメージを与えた」

フランス代表として51キャップを誇るコシールニーは、8年間にわたる代表でのキャリアに終わりを告げた。

▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう