ロシア・ワールドカップは28日にグループHの最終節が行われ、セネガルはコロンビアと対戦する。アリウ・シセ監督は、勝利をねらいに行くと宣言している。
日本代表も所属するグループHは混戦模様となった。勝ち点「4」で日本とセネガルが並び、コロンビアが同「3」で追う状況。ポッド1のポーランドは2連敗で、まさかの敗退が決定している。最終節の結果次第で、決勝トーナメント進出2チームが決定することになる。
セネガルは、引き分け以上なら突破が確定する状況。しかし、シセ監督に引き分けねらいで臨むつもりはないようだ。
「我々は勝ち点4であり、可能性は高い。コロンビアは勝ちに来るだろうが、我々だって彼らを負かすことができる。考えは変えない。1試合1試合を戦うんだ。考えている唯一のことは、ベスト16に入るということ。つまり、コロンビアに勝たなければならない」
そして「コロンビアとセネガルはスタイルが似ている」とし、前節の日本戦を振り返りつつ全試合が異なるものになると語っている。
「これは国際大会であり、W杯はそれぞれの国がそれぞれのスタイルで戦う。日本戦では、失点する前にゴールを奪うこともできたと思うが、引き分けというレッスンを受けた。ポーランド戦も違うタイプの試合だったが、コロンビア戦もまた違う。このグループはアジア、南米、ヨーロッパを違う大陸の国が混在しており、とても興味深い。コロンビアが最有力かも知れないが、我々だってアフリカでトップクラスだ。面白い試合になるだろう」
そして、選手たちへの信頼を語った。
「1500人の中から、23人を選んだんだ。彼らはこのシャツを着ることが特権であることを十分に理解している。11人を選ぶ必要がある。1カ月をともにし、全員が強くコミットしてきた。ベンチに座ることが好きな選手はいないが、全員が常にプレーできるわけではない。私は明日勝ちたいし、ピッチではそれを目標にする」
グループHから決勝トーナメントに進出するのは、どのチームになるのだろうか。
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