2018-06-19 Japan OsakoGetty Images

「グループの行方を複雑にした」ポーランド紙が日本の勝利を“マイアミの奇跡を再現”と伝える

日本代表と同じくグループHに入るポーランド代表の地元メディアは、コロンビア代表戦の勝利を“ミラクル”と報じた。

19日に行われたワールドカップのグループH初戦で日本代表はコロンビア代表と対戦。開始早々にコロンビア代表が退場者を出して得たPKを、香川真司が冷静に沈めて日本代表が先制点に成功する。一時はFKからコロンビア代表に同点弾を許したものの、後半には大迫勇也がCKに頭で合わせて決勝点を挙げ、2-1で日本代表が勝利した。

日本代表の勝利をポーランド『PREZEGLAD SPORTOWY』は「10人に陥った本命のコロンビアを日本が2-1で沈めた。これでグループHのシチュエーションが複雑になった」と伝えた。

以下に続く

同記事では、アトランタ五輪でブラジル撃破の快挙を成し遂げた“不可能なことのスペシャリスト”西野朗監督の手腕を称賛。「アキラ・ニシノは1996年に全くチャンスがないと考えられていたブラジル戦で1-0の勝利を挙げた。これは日本で“マイアミの奇跡”と呼ばれている。ニシノはワールドカップが開幕する4月に就任したばかりだが、サランスクで再び奇跡を起こした」

また、この試合について同メディアは「2009年にセレッソ大阪でともにプレーしたシンジ・カガワとタカシ・イヌイのデュオが試合を支配した」と2選手の活躍に言及。さらに、この試合のヒーローとして大迫勇也の名前を挙げ「オオサコは後半2度の決定機を逃したが、最後に得点を奪った」と決勝点をマークしたストライカーを高く評価した。

そして、最後に「日本がグループ初戦に勝利したことで、このグループの行方を複雑にした」と日本代表がサプライズを起こしたことによって、ポーランド代表、セネガル代表、コロンビア代表で争われると考えられていたグループHだが、突破のためには多くの計算が必要になったとまとめた。

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