レアル・マドリーに所属するドイツ代表MFトニ・クロースが、自身のアンカー適性を真っ向から否定した。
クロースはバイエルン時代から、その視野とフィード能力を買われて幾度も4−3−3のアンカーに配されたが、守備が確実ではないこともあり継続的に起用されたことがなかった。
今季からレアル・マドリーを率いるジュレン・ロペテギ監督もこれまで2回にわたってクロースをアンカーで起用したが、選手本人は自身に同ポジションでプレーする適性がないことを明確にする。クロースはドイツ代表の会見で「あそこでプレーしてみたいけど、僕はカセミロじゃないんだよ」と同ポジションでのプレーに責任を負いかねることを断言した。
クロースはまた、ここ4試合で3敗を喫するなど不調のレアル・マドリーについて、楽観的な言葉も発している。
「状況を逆転させるという挑戦に臨まなくてはならない。が、僕たちはそうできることをこれまでに示してきた。あまり心配はしていないよ」
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