レアル・マドリーに所属するMFトニ・クロースがドイツ紙『ビルト』のインタビューに応じ、ドイツ代表でのプレーを続けることを語った。
ドイツは今夏に行われたロシア・ワールドカップでまさかのグループリーグ敗退。それに伴い、マリオ・ゴメスら主力が代表引退を発表し、クロースの決断にも注目が集まっていた。そんな中、クロースは2020年の欧州選手権まで代表でのプレーを続けると話している。
「ドイツ代表チームの将来が心配になったし、あらゆる決断を考慮した。ただ妻に『まだ止めるべきじゃないわ』と言われたんだ。それに息子も続けて欲しがっていた。彼はレアルとドイツ代表のファンなんだ。NOとは言えないよ。今の目標はユーロ2020だ。成功しか許されない」
「ヨアヒム・レーブとは良い話し合いができた。僕の考えなどを理解してくれた。ここで成功するためにともに解決策を見つけていきたい。それが僕にとって唯一の方法なんだ」
また、差別などを理由に代表を去ることになったメスト・エジルにも言及。残念な最後となったことを認めている。
「メストはもっと良い終わり方に値した。彼とは数年間一緒にプレーしたし、素晴らしい奴だと知っている。代表引退の方法は残念だったよ。メスト自身、代表やサッカー協会の中に差別はなかったことはわかっていると思う。逆に僕らは多様性やそういった差別の廃止に団結していた。彼は多様性の良い例だよ」
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