クロアチア3部リーグで24日、マルソニアに所属するFWブルーノ・ボバンが試合中に急逝した。各国の複数メディアが報じている。
サッカー界で再び悲劇が起きた。4日には、イタリアでフィオレンティーナの主将DFダヴィデ・アストーリが遠征先で就寝中に急逝。わずか5日後の9日には、フランス2部トゥールに所属する18歳のDFトーマス・ロドリゲスも就寝中に帰らぬ人となった。今回、現役選手の突然死がクロアチアでも発生。25歳のボバンが命を落とした。
ボバンは24日のマルソニア対スラボニア戦に出場。試合開始から15分、25歳FWは胸に強烈なボールを受けると、そのまま倒れこみ意識を失った。すぐさま両クラブの選手たちやメディカルスタッフ、観客席に居合わせた医師らの手当てを受け、救急搬送されたものの、約45分間にわたった救命措置も空しくこの世を去った。
ボバンは、これまでマルソニアのほかNKザグレブでもプレー。また最後の対戦相手となったスラボニアに所属した経験もあった。なお兄のFWガブリエル・ボバンはクロアチア1部オシエクでプレーしている。
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