現地時間26日、ロシア・ワールドカップのグループD第3節、クロアチアvsアイスランドは2-1でクロアチアが勝利を収めた。ズラトコ・ダリッチ監督は試合後、グループD首位での勝ち上がりを喜んだ。
「得点7、失点1で3連勝を記録した。1失点については今日（アイスランド戦）のPKによるもので、これは内容としても十分なものだった。ただ、これが我々にとって満足してはいけない結果だ。一番重要なことは、日曜日に控えている次の試合（ラウンド16のデンマーク戦）で本領を発揮すること」
アイスランド戦の起用法については「実は、最初は（ルカ）モドリッチをベンチスタートさせ、最後の30分間だけ起用することもプランにあった。だが、彼の質を考えたらスタメンに欠かせないため、先発での起用を決めたんだ。その他にも入れ替わりがあったが、やはり帯同する多くの選手たちに、この大舞台のピッチに立ってもらいたかったからね。みんな1カ月一緒にいる仲間だから、この状況をうれしく思っている」と発言。モドリッチは当初、スーパーサブでの起用を選択肢に入れていたが、プラン変更があったことを明かした。
その一方、クロアチアサッカー連盟の会長を務めるダヴォル・シュケル氏も、母国の1位突破に「ここまで9ポイントを獲得したのはウルグアイと私たちだけだ。試合後、アルゼンチンの知人から感激のメッセージが数多く届いたよ」と語った。もしも第3節でアイスランドがクロアチアを下していたら、1位クロアチア、2位アイスランドとなっていた。それだけにアルゼンチンのサッカーファンから見たら、勝ち上がり確定後の第3節も勝利したクロアチアは、感謝の対象となっているようだ。
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