リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ドイツメディアを“クレイジー”と非難した。
ディフェンディングチャンピオンとしてロシア・ワールドカップに臨んだドイツ代表だが、メキシコ代表と韓国代表に敗れ、80年ぶりとなるグループリーグ敗退の憂き目に遭った。失意のワールドカップを送った同チームに対してドイツのメディアは批判的な論調を続けてきたが、どうやらクロップ監督はメディアのやり方に嫌気がさしているようだ。
6日のスコアレスドローで終わったドイツ代表対フランス代表の一戦が行われた後、クロップ監督はチームへの批判はフェアかと問われ「全くそう思わない」と返答。
「ドイツ代表がワールドカップのグループステージで早期に敗退したことのメディアや国全体の扱い方はクレイジーだった。監督は彼自身を、フットボールを国中に説明しなければならなかった」
「このやり方はまったく意味がないにもかかわらず、100年もの間同じことを繰り返している。私にしてみれば、これは行き過ぎたやり方だ。だから、少しは落ち着いて、彼らにフットボールをプレーさせてほしい。それに、私は君たちに約束できる。ドイツは再び多くの試合に勝てる」
また、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキもヨアヒム・レーヴ監督率いるチームを信頼すべきだと話した。
「彼の後任なんて想像できない。彼が10年以上にわたりドイツのフットボール界にもたらしてきたものを忘れてはならない。仮にワールドカップでの早期の敗退に失望しているのなら、彼をもう少し信じてみるべきだ。今、チームは2020年の欧州選手権に向けて準備を進めている。レーヴはチームを立て直すために手を打つはずだ」
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