キエッリーニ、ナポリに「祝うのが早すぎ。僕らのプライドを刺激するべきではなかった」

スクデット獲得のユヴェントスDFは優勝を争ったライバルに感謝した。

ユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニは、直接対決後のナポリの挑発がチームに火を付けたと『メディアセット・プレミアム』に語った。

ユヴェントスは13日、ローマに引き分けたことにより7年連続34度目のセリエA優勝を達成。しかし先月22日には、優勝争いを繰り広げていた2位ナポリとの直接対決で敗れたことによりスクデット獲得に暗雲が立ち込めていた。

直接対決に勝利したナポリFWロレンツォ・インシーニェは試合後に、ユヴェントスの勝負弱さを揶揄するコメントを残し、キエッリーニはその非礼なコメントが優勝の原動力となったと明かした。

「僕たちを批判してくれた人たちのおかげで火が付いたよ。彼らは僕たちのプライドを刺激するべきではなかったね。敬意を欠いていた。そして今、僕たちは肩の荷を下ろすことができるよ。僕たちが一番さ。リスペクトを示さなければならないのに、彼らは祝うのが早すぎた。でも結局、最後に笑うの僕たちだよ」

さらに、インシーニェが「ユヴェントスは決勝戦に負けることに慣れている」と語ったことについて、ナポリの成績について皮肉を語った。

「ユヴェントスが決勝で負けるのは、決勝までたどり着いてるからさ。他のチームはその前に敗退することを選んでしまうけど、僕たちは歴史に新たなページを刻んでいるんだ。それは誰にも繰り返すことはできない。いつも僕たちのモチベーションを上げてくる人たちに感謝するよ。優勝し続けたいからね」