ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、30日のサッスオーロ戦終了後、イタリア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、リーグ戦において1カ月ぶりとなる勝利を喜んだ。
ミランは30日、セリエA第7節において敵地でサッスオーロと対戦。スペイン代表FWスソのドッピエッタ(1試合2得点)も生まれて4-1で勝利し、サッスオーロを圧倒した。ようやくリーグ戦で4試合ぶりの勝利をつかみ、ガットゥーゾは安堵した。
「チームは常に良いサッカーをしてきたが、当然、好不調の波はあった。パフォーマンスに継続性があまりなく、前半に素晴らしいプレーを見せたかと思えば、アタランタ戦(2-2)やローマ戦(2-1でミランが勝利)のように後半に落ちてしまうことがあった。エンポリ戦(1-1)では非常に素晴らしい試合をしていたし、今日のような結果になる可能性があったが、(ピエトロ)テラッチャーノが重要なセーブを何度も見せたのでね」
「重要なクラブになりたいと思うが、まずは試合で継続性を見せ、守備において改善していく必要がある。現段階では、これがチームの弱点だが、守備陣だけの責任とは言えない。中盤の選手が下がりすぎたり、しっかりプレッシャーをかけていなかったりすることがよくある。改善していく点はかなりあるが、時間はあまりない。それでも良いチームではあるし、今日の勝利で一安心できた」
またミランの闘将は、さらなる苦境が訪れたとしても自らが矢面に立つ覚悟を決めている。
「今は順位表ばかりに注目が集まり、皆パフォーマンスに興味を持たない。正直言うと、私は少し前からニュースを読んでいない。責任者は私であり、結果が出ていないときは、私に文句を言ってくれていい。だが選手たちには成長するチャンスを与えてくれ」
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