ミランの指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾが、27日のエンポリ戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、3試合連続のドローに落胆した。
ミランは27日、セリエA第6節で昇格組のエンポリと敵地で対戦。10分にMFレオナルド・カペッツィのOGにより先制したが、71分、DFアレッシオ・ロマニョーリのミスからPKを献上して1-1のドローに持ち込まれた。これでミランはリーグ戦において、3試合連続の引き分けとなったほか、前節のアタランタ戦(2-2)に引き続き、終盤に追いつかれる展開に、指揮官は苦い思いを口にした。
「ミスは起こりうるものだが、高い代償を払うことになった。前を向いて行かなければならないが、最も後悔しているのは試合を決定づけることができなかったことだ。チャンスは何度も作っていたが、またしても運に恵まれなかった。フィニッシュの所を改善しなければならない。(ゴール前でミスを犯した)ロマニョーリに対して言うことは何もない。彼に何かを言うとしたら、何度も決定機を迎えた選手にも何か言うべきだからね」
「ミスを減らしていかなければならない。前半はピンチを2回迎えたが、そのあとはチャンスをほとんど与えていなかった。このプレーを続けていけば、結果も自ずとついてくるはずだ。後半は下がってプレーし、試合を少しコントロールしようとしていたが、PKでやられてしまった」
またガットゥーゾは、筋肉系のトラブルによりエンポリ戦を欠場したエースFWゴンサロ・イグアインの状態についても言及。「酷い状態ではなかった。次戦には間に合うことを願っている」と述べた。
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