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カンテはアンカーではないのか? ポジション問題に知将サッリ「私が正しい」

チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、フランス代表MFエンゴロ・カンテのポジションについて語った。

今シーズンからチェルシー指揮官に就任したサッリ監督は、愛弟子である新加入のジョルジーニョをアンカーに据えた[4-3-3]を常用。緻密なポジショニングを徹底したボールを動かすスタイルを採用しているため、システムの中心にはパスセンスに長けたジョルジーニョやセスクを起用している。

一方のカンテは、レスター・シティ時代や昨シーズンまでは守備的なセントラルMFの一角やアンカーとして起用されてきた。しかし、サッリ監督の下では、より攻撃面への関与が求められるインサイドハーフとしてプレー。プレミアリーグ第13節のトッテナム戦でチェルシーは、バイタルエリアを蹂躙されて1-3で惨敗したため、カンテのポジションについて一部で疑問視されているところだ。

この件について、サッリ監督は「ジョルジーニョと契約してセスク・ファブレガスのような選手がいるとき、我々は4-3-3でプレーするべきなんだ。私のスタイルで言えば、その4-3-3でアンカーを務めるのは非常にテクニカルな選手だ。ジョルジーニョの判断力は突出している」と語り、自身の攻撃的なフットボールを体現するために、アンカーには足下の技術に優れた選手が必要だと強調。以下のように続け、カンテは引き続きインサイドハーフで起用することを示唆した。

「ジョルジーニョはワンタッチかツータッチでボールをさばける。ファブレガスも技術的に素晴らしい。カンテは私のスタイルの場合、(より前へ出ていく)プレーをしなければならない」

「違う意見があることは理解しているよ。でも、私のフットボールのことを考えれば、みんなは『私(サッリ)が正しい』と言わなければならない」

チェルシーは、16日に行われるプレミアリーグ第17節で、ブライトン・ホーヴ・アルビオンとのアウェー戦に臨む。

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