ドイツ代表司令塔のメスト・エジルがロシア・ワールドカップに出場できないかもしれない。ドイツ『ビルト』が報じた。
2日に行われた1-2でドイツが敗れた国際親善試合のオーストリア戦にエジルは先発で出場。開始早々に先制点を奪った同選手は、76分にユリアン・ドラクスラーと交代するまで精力的にプレーした。
しかし、同メディアによると、エジルはオーストリア戦以降の4日間全体トレーニングに参加できていない。同選手はこの試合中、オーストリアDFのセバスティアン・プリョードルと衝突し、その後から左膝を気にするそぶりを見せていたため、この負傷が原因で練習を控えたと考えられている。
エジルは6日もチーム練習に合流せず、自転車を漕ぐなどのコンディション調整のメニューのみをこなしていた。現段階でドイツサッカー連盟(DFB)は同選手の状態について沈黙を貫いているものの、同メディアは最悪の場合離脱する可能性があると伝えた。
ワールドカップ連覇を目指すドイツは優勝候補の一角に挙げられているが、仮にエジルが離脱すればチームに少なからず影響を与えそうだ。ドイツは8日にサウジアラビアと最後の調整試合を予定しており、その後17日にメキシコとのワールドカップ初戦を迎える。
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