アーセナルに所属するメスト・エジルは、今後もドイツ代表チームをサポートするようだ。自身の公式ツイッターで明かしている。
エジルは今夏のロシア・ワールドカップ後にDFB（ドイツサッカー連盟）のトップやスポンサー、メディアやファンの一部による人種差別的な扱いを訴え、ドイツ代表からの引退を表明。W杯前に人権問題などで避難されるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領とともに写真を撮影したことも影響し、ドイツ国内ではその発表は大きな論争を巻き起こしていた。
そんなエジルだが、24日には自身の公式ツイッターでファンとのQ＆Aを開催。「イングランド、ドイツ、トルコ、スペインそれぞれで一番好きな料理は？」（「フィッシュアンドチップス、ソース付きポテト、パエリア…トルコ料理は全部好き！」）や「自分に（アシスト以外で）欲しいスーパーパワーは？」（「孫悟空が好きなので、彼のスーパーパワーかな」）などファンからの質問に答えた。
そして、「代表からの引退による騒ぎを考えるとデリケートな話かもしれないけど、今でもドイツ代表チームを応援しているか」とも問われると、次のように返答している。
「僕は子供の頃からずっとDFBチームをサポートしてきているし、今もたくさんの友人がドイツ代表チームでプレーしているよ。もちろん、今でもチームを応援しているよ！」
ドイツ代表率いるヨアヒム・レーブ監督とは音信不通の状態が伝えられるなか、DFBはエジルが10月15日に30歳の誕生日を迎えた際に祝福のメッセージをツイート。それに対して、インスタグラムで「ありがとう、DFB！明日の試合に向けて幸運を祈るよ」と返し、少しばかりかお互い歩み寄り始めているかのようにも見えるが、果たして両者の関係は修復に近づいているのだろうか。
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