ウルグアイ代表のオスカル・タバレス監督は、サウジアラビア代表との一戦で苦戦を強いられたものの、決勝トーナメント進出が決定したことに胸をなでおろした。
20日に行われたワールドカップのグループA第2戦でウルグアイ代表はサウジアラビア代表と対戦。初戦に辛くも勝利したウルグアイ代表はこの試合、23分にルイス・スアレスが得点を奪い先制に成功する。試合はこのままウルグアイが1-0で勝利し、ベスト16進出を決めた。
試合後、タバレス監督は「我々はグループリーグを突破できた。これは我々が望んでいたことで、必要としていたことだ。しかし、サウジアラビアが我々を混乱に陥れる可能性も十分にあった」と苦戦を強いられたものの、決勝トーナメント進出が決まったことに安堵したと話した。
「ピッチの上が非常に暑く、フィジカルコンディションがものをいう試合となった。上手くボールをストライカーに運ぶことができなかったが、終盤になってようやく我々の形ができて、試合を支配できた。しかし、ロシア戦までにいくつかのことを修正しなければならない。彼らはグループ突破を決め、ホームというアドバンテージもある。我々の力をテストする良い機会になりそうだ」
また、この試合で今大会初得点を奪ったエースのルイス・スアレスについて「得点や決定機の演出を求められる彼には大きなプレッシャーがあったはずだ。誰にでも調子に波がある。例えばクリスティアーノ・ロナウドは今ポジティブな波に乗っている。しかし、ルイスだってこの試合で100キャップ目を迎え、得点を挙げて勝利に貢献した」
「今日のルイスは初戦よりも非常に良いプレーができていた。局面で常に激しくボールに向かい、ディフェンス面での働きも大きかった。これが彼のスタイルだ。多くのプレッシャーを受ける中でも、責任をもって、そのポテンシャルを十分に発揮した。今までと同様に彼はこのチームにとって不可欠な選手であることを証明できたと思う」と惜しみない称賛を送った。
ウルグアイ代表は25日のグループ最終戦でロシア代表と対戦する。
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