エジプト代表のエクトル・クーペル監督は、ワールドカップ初戦までにモハメド・サラーがチームに合流できると明かした。
5月末のチャンピオンズリーグ決勝でリヴァプールの一員としてレアル・マドリー戦に出場したサラーだが、セルヒオ・ラモスとの競り合いで左肩を負傷し、わずか30分で途中交代。同選手のワールドカップ出場に暗雲が立ち込めていたが、一部では初戦のウルグアイ戦までに復帰できるのではないかと報じられている。
そして7日、クーペル監督はサラーがエジプトにとって重要な選手と認めるも、1人の選手の状態によってチームが左右されるようでは意味がないと話した。
「我々がサラーの状態に影響を受けないと願っている。1人の選手だけに依存するようなチームではないし、彼がいなくとも同じチームとして戦えるよう準備を進めている。もちろん彼は重要な選手だが、仮に彼が間に合わなくても他の選手を起用する用意ができている。これはフットボールで誰にでもこのようなことは起こり得る。代わりの選手はいるが、そうならないことを祈っている」
また、サラーの状態について同指揮官は「サラーの肩は治療ではなく、回復の過程を進んでいる。負傷によって他の選手たちと同じトレーニングができていないからまだまだフィットネス等の改善が必要だが、チームドクターから嬉しい知らせが届いている。彼はウルグアイ戦までに合流できるようだ。我々は楽観的に彼の復帰を待っているよ」と間もなくチームに合流すると明かした。
ワールドカップ初戦のウルグアイ戦まで残り1週間。はたしてサラーは大一番までに間に合うのだろうか。
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