2018-03-28-makino©Getty Images

ウクライナ戦で見せた“臨機応変”さ…槙野智章がマリ戦との決定的な違いを指摘

「要所要所で自分たちのやりたいことができた」

日本代表は27日に行われたキリンチャレンジカップ2018 in EUROPEでウクライナ代表に1-2で敗れた。しかし、DF槙野智章(浦和レッズ)は敗戦も手応えを感じている。

マリ戦に続き、前半に先制点を許した日本代表だったが41分、半年ぶりに先発出場を果たしたMF柴崎岳(ヘタフェ)のFKから槙野が頭で合わせて同点弾を奪取した。

ウクライナ戦に向けて「セットプレーの練習もしていた」という槙野は「柴崎選手とは試合前にフリーキック以外の部分でも『ここにパスを出してほしい』とか、『ここに入ってきてほしい』と試合前に言っていたので、あとは僕がそこに入るだけでした。決められて良かったです」と狙い通りのゴールを振り返った。

しかし、後半に入ると一瞬の隙を突かれ、勝ち越し点を献上。終盤の猛攻も及ばず1-2で敗れた。

「捉え方はいろいろありますけども、反省が生かされたゲームだったかなと思います。もちろん結果のところは残念だったし、相手にボールを持たれる時間も多かったですけども、要所要所で自分たちのやりたいこともできたかなと思います」

槙野は収穫と捉えられる部分を「追われている展開の中で、自分たちで臨機応変にできたことは良かったですし、プレーしている選手たちの混乱もなかった」と、マリ戦に比べて臨機応変にプレーできたと語り、「ただただボールを追うんじゃなくて、取りに行くところ、ブロックを作るところ、そういうアクションを起こせた」と一定の満足感を示した。

槙野はこの欧州遠征で2試合連続フル出場。最終ラインの大黒柱である吉田麻也(サウサンプトン)をケガで欠くなか、守備の部分で誰よりも気迫を見せ、チームを統率。攻撃ではセットプレーのチャンスから競り合いの強さを見せて、ゴールを奪取。2試合で3失点という結果は改善の余地を残すも、自身初のW杯メンバー入りに向けて決して小さくないアピールを果たしている。

「自分たちが今いる位置、自分たちがやろうとするサッカーに対して、また少し自信を得た。本戦までまだ時間がありますので、僕たちともに信じて戦ってほしい」

いよいよ3カ月を切ったロシアW杯に向けて、各ポジション争いが激化の一途を辿っている。

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