インテル指揮官スパレッティ、ラツィオとの上位決戦を警戒「難しい試合になる」

インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は、シモーネ・インザーギ率いるラツィオを警戒している。

インテルの指揮官ルチアーノ・スパレッティが28日、ラツィオとのビッグマッチに向けて記者会見に出席し、意気込みを語った。

リーグ戦3位のインテルは29日、セリエA第10節で4位ラツィオとの上位対決に挑む。スパレッティはアウェーでの一戦に向けて警戒を強めた。

「難しい試合になると思う。ラツィオは毎試合、ラツィオらしさを発揮している。困難に陥ることはなかなかなく、メンタル面だけでなく、技術的にも非常に強いチームだ。ヨーロッパリーグでも直近の試合（マルセイユ戦）に勝利しており、どれほど手ごわい相手であるか理解できる」

また指揮官は左足首のケガで離脱し、チャンピオンズリーグ（CL）バルセロナ戦を欠場したMFラジャ・ナインゴランについて言及した。

「彼はCLでの経験がある選手だったので、頼りになっただろう。だが我々がたった1人の選手に頼ることはない。インテルでは代えの利かない選手は誰もいない。彼の代わりに出場した選手がチームに貢献してくれる。（21日のミラノ）ダービーでは、ラジャが退場しても勝つことができた。彼の状態？今日か明日にも走り始める。ピッチに足を入れた時点で、どんな状態か確認する必要がある」

一方、ラツィオの指揮官シモーネ・インザーギもインテル戦へ照準を当てている。「昨シーズンの試合を良く覚えている。フィジカルが強いチームで、セットプレーでは非常に苦しめられた。インテルはスクデットを獲得することを目標に作られたチームであるが、我々も互角に勝負できる武器を持っている」と述べ、自信を見せた。

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