イングランド代表FWのジェイミー・ヴァーディのスウェーデン代表戦出場に暗雲が立ち込めているようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
3日に行われたワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、イングランド代表はコロンビア代表と対戦。PK戦までもつれ込んだ死闘に、ヴァーディは後半から出場している。
しかし、ヴァーディは試合中に鼠径部を痛めたようで、試合後には治療を受けていた模様。そのため、状態次第では7日に行われるスウェーデン代表との準々決勝に間に合わない可能性があるようだ。
同メディアの記者、ロブ・ドーセット氏は「(エリック)ダイアーは5人目のキッカーを務めるはずではなかった。レスターでキッカーを務めるヴァーディが蹴る予定だったが、終了間際に鼠径部を痛めてしまったようで、信頼できるダイアーがキッカーを任された」とPK戦の舞台裏を明かした。
鼠径部に負傷を抱えたヴァーディの状態を今後もギャレス・サウスゲート監督は注視する必要がありそうだ。また、パナマ代表戦とベルギー代表戦に欠場してこの試合で復帰したデレ・アリ、今大会ここまで6ゴールを奪うエースのハリー・ケインのコンディションにもやや不安が残るようだ。

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