イニエスタとの共通点について語るF・トーレス「両方とも日本を愛している」

サガン鳥栖に加入したフェルナンド・トーレスが15日、東京都内で行われた会見に出席した。

サガン鳥栖への加入が決まった元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが15日、都内で行われた会見に出席し、現在の心境を語った。

株式会社サガン・ドリームスの代表取締役である竹原稔氏と、ゲストとしてサッカー解説者の中西哲生さん、佐藤美希さんと会見に出席したF・トーレス。“エルニーニョ”は、先日にヴィッセル神戸への加入が決まったアンドレス・イニエスタに関する質問を受けると、「アンドレスは良い友人」と話し、以下のように続けた。

「彼とは15歳から共にプレーしてきた。同じ日に別れを告げて、日本に来る決断をしたね。彼と僕の2人共、日本という国を愛している」

「彼と試合ができるのを楽しみにしているんだ。イニエスタは世界でも素晴らしい選手の一人。日本でもイニエスタを見たいと思う。試合では、サガン鳥栖が勝てると期待している」

また、特にF・トーレスは子どもたちのファンに影響を与えたいと考えている。

「僕がJリーグにきたことで、Jリーグが世界に知られるようになって、日本の子どもたちがますますサッカーに興味をもってくれたら嬉しい。サッカーをしたいと思ってほしいね。そして僕がプレーすることでサッカーのレベルが向上すれば嬉しい。子どもたちとプレーするのも好きだから、そういう機会があればやりたいね」

スペイン代表でチームメイトだったイニエスタが所属する神戸との対戦は、シーズン佳境の第32節、11月10日（土）に予定されている。今から2人の競演が楽しみだ。