フィオレンティーナに所属するイタリア代表DFクリスティアーノ・ビラーギが14日、ポーランド戦で決めたゴールを今は亡き元同僚のダヴィデ・アストーリに捧げた。イタリア国営放送『Rai』のインタビューでその理由を語った。
イタリアは14日、UEFAネーションズリーグ・リーグAのグループ3・第4節において、アウェーでポーランドと対戦。負ければリーグBへの降格が決定する中、イタリアは多くのチャンスを作ったがGKヴォイチェフ・シュチェスニーの好守でスコアが動かず。このままスコアレスドローに終わるかと思われた92分、ビラーギが決勝点を挙げて、イタリアを1-0の劇的な勝利へと導いた。
アッズーリにおける初得点を記録したフィオレンティーナのサイドバックは、ゴールパフォーマンスの際、両手を天に掲げると、右手で「1」、左手で「3」のポーズをとり、今年3月、遠征先のホテルで就寝中、心肺停止状態に陥り、31歳で帰らぬ人となったフィオレンティーナの主将アストーリに捧げた。アストーリは生前、背番号「13」を愛用しており、イタリア代表でも着用したほか、かつてプレーしていたフィオレンティーナやカリアリでは永久欠番となっている。
ビラーギは試合終了後、アストーリへの思いを語っている。
「ダヴィデは僕の中にいる。フィオレンティーナのチームメートだけでなく、彼とプレーしたことがある者なら全員、同じだろう。彼が身近だったからこそ、僕らにとってショックはより大きかった。ゴールは彼に捧げたい。彼の教えのおかげで、僕は今ここにいる」
ビラーギはこれまで、U-19およびU-21イタリア代表として29試合に出場し、1ゴールの成績だった。アッズーリでは出場わずか3試合で初得点を決めた。彼の記念すべきゴールは、イタリアそしてアストーリにとって特別なものになった。
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