アーセナルが移籍市場最終日に大型補強を実現させる可能性があるようだ。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレ獲得に向けた大型オファーをアーセナルが提示する可能性を報じている。
2016－17シーズンに所属したドルトムントで名をあげたデンベレは、翌シーズンにバルセロナ移籍。シーズン終盤こそ要所でポテンシャルの高さを発揮したものの、序盤に負傷で出遅れたこともあってリーグ戦の出場は17試合にとどまった。
報道によれば、アーセナルのウナイ・エメリ監督がデンベレを高く評価しており、ピエール＝エメリク・オーバメヤンと攻撃の主軸を担わせたいと考えているようだ。イングランドの移籍市場期限は9日の17時までとなっているが、1億ユーロ（約128億6000万円）のオファーを提示する可能性があるという。アーセナルはまず、1000万ユーロ（約12億8000万円）でデンベレをレンタルで引き入れ、残る9000万ユーロを来年に支払うことで完全移籍させることを狙っているとのことだ。
一方、バルセロナは1億ユーロほどの高額オファーが届けば、検討せずに突き返すことはないとみられている。期限が間近に迫る中、最後の最後でビッグディールが実現するか、注目だ。
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