アーセナルに激震…コラシナツが2カ月離脱で左SBが緊急事態に

モーゼスと接触して膝を痛めたアーセナルDFはシーズン序盤戦を欠場することになる。

アーセナルのセアド・コラシナツが、2カ月程度離脱することが分かった。

1日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップのチェルシー戦に出場したコラシナツだが、ヴィクター・モーゼスとの接触で負傷。その後プレーを続行できず、途中交代を余儀なくされた。ウナイ・エメリ監督も、試合後に精密検査が必要だと明かしていた。

そして3日、アーセナルは公式HPで「コラシナツは左膝にケガを負った。8週間から10週間の離脱になるだろう」と、少なくとも2カ月程度は起用できないと声明を発表している。

これにより、コラシナツは12日に行われるマンチェスター・シティとのプレミアリーグ開幕戦の欠場が決定。10月20日のレスター・シティ戦までのプレミアリーグ8試合、ヨーロッパリーグ2試合の計10試合程度起用できないことが濃厚となった。

一方、右のふくらはぎを痛めてチェルシー戦を欠場したアーロン・ラムジーは、翌週からトレーニングに復帰できるという。しかし、12日の開幕戦の出場は依然として不透明のようだ。

アーセナルでは、ロシア・ワールドカップのスペイン代表に選ばれていたDFナチョ・モンレアルが練習には復帰したが、未だ実戦はこなせていない。左サイドバックで起用可能なのは、20歳のMFエインズリー・メイトランド＝ナイルズのみとなっている。

依然として、昨シーズンのヨーロッパリーグ準決勝でアキレス腱に重傷を負ったローラン・コシールニーはシーズン前半戦の出場は絶望的。エメリ新監督は守備陣に大きな不安を抱えた状態でシーズン開幕を迎えることになりそうだ。