アーセナルは5日、DFステファン・リヒトシュタイナーの獲得を発表した。
今季限りで、22年にわたって指揮を執ったアーセン・ヴェンゲル前監督が退任したアーセナル。新シーズンでは、チャンピオンズリーグ出場権獲得、そして悲願のプレミアリーグ制覇へ向けウナイ・エメリ監督を招へいし、復権をねらっている。
シーズン終了後から積極的に移籍市場で動き回るクラブは、まずはディフェンス陣の強化に着手。多くの選手の獲得に動いている。
そして5日、アーセナルはリヒトシュタイナーの契約を発表。ユヴェントスとの契約満了を持ってフリーとなっていたため、移籍金は発生しない。
現在34歳のリヒトシュタイナーは、2001年にグラスホッパーでプロデビュー。その後リール、ラツィオを経て、2011年にユヴェントスへ移籍。加入当初からレギュラーに定着し、7年間で公式戦259試合に出場、15ゴール30アシストを記録した。1年目から2017-18シーズンまで、在籍したすべてのシーズンでセリエAを制覇。トリノでの7年間で、14ものタイトルを獲得している。
また、スイス代表としても98キャップを数え、ワールドカップ、EUROともに2大会を経験。2016年からはキャプテンも務めている。
復権を目指すアーセナル。今夏最初の補強は、優勝経験豊富な34歳DFとなった。
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