アンリが2部アストン・ヴィラの監督に? 経営陣刷新なら招へいと現地報道

イングランド2部のアストン・ヴィラが、ベルギー代表コーチの座から退いたアンリを監督として招き入れる可能性があるという。果たして、稀代のFWは指導者としてイングランドに帰還するのか。

ベルギー代表のアシスタントコーチの座を退いたティエリ・アンリが、イングランドで監督に就任するうわさが浮上している。

『ユーロスポーツ』は「アストン・ヴィラは財政面の問題がクリアしたら、ティエリ・アンリを招く構えだ」という見出しで、次のように報じている。

「エジプトの大富豪ナセフ・サウィリス氏やアメリカの投資家ウェス・エデンス氏はヴィラの買収を目指している」

「ヴィラの経営面が改善された場合、アーセナルのレジェンドであるアンリを招へいする意向があると報告されている」

アンリは2018年のロシア・ワールドカップで、ベルギー代表のコーチを務めたが、大会後にそのポストから退くことを明言。また、今後は解説業ではなく、指導者としてキャリアを歩むことに前向きなコメントを発していた。

現在イングランド2部のアストン・ヴィラは昨シーズン、1部昇格を懸けてフルアムと昇格プレーオフで競ったものの、そのチャンスをものにすることができず。18－19シーズンも2部で戦うことが決まっている。

現役時代は稀代のストライカーとして知られたアンリは、今後どのようなキャリアを歩むのか。イングランド2部で指揮を執るという道も十分にありそうだ。また、アストン・ヴィラの経営陣交代は実現するのか、引き続きその動向が注目される。