アンデルレヒト、ヘントに敗れ優勝の可能性消滅…目指すはCL予選出場の2位

久保裕也、森岡亮太の日本人対決は、またも久保に軍配が上がる。

ジュピラーリーグ優勝プレーオフ第9節が行われ、ヘントとアンデルレヒトが対戦した。久保裕也と森岡亮太は先発し、日本人対決が実現している。

試合は前半からヘントが押し込む展開。久保のセットプレーからいくつか決定機を迎えるが、アンデルレヒトGKマッツ・セルスの好守でしのぐ。

後半に入ると、久保自身にも決定機が訪れるが、シュートはことごとくセルスに防がれ、待望の先制点は挙げられない。それでも66分、ロマン・ヤレムチュクのクロスからモーゼス・シモンが合わせ、ついにネットを揺らす。

そのまま試合は終了し、ヘントが1-0で勝利。優勝プレーオフでアンデルレヒトから2勝目をあげている。

敗れたアンデルレヒトは首位クラブ・ブリュージュとの勝ち点差が残り1試合で6に開き、優勝が消滅。2位スタンダール・リエージュとの勝ち点差も2ある中で、最終戦に臨む。なおベルギーでは、1位は来季のチャンピオンズリーグ出場、2位はチャンピオンズリーグ予選から参加することができる。

一方、勝ち点3を積み上げたヘントも4位以下は決定済み。ヨーロッパリーグプレーオフに回ることができる4位死守を目指す。